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花と蝶

滋賀県・伊吹山


イブキジャコウソウで吸蜜するミヤマカラスシジミ
イブキジャコウソウの群生を飛び交うスジグロシロチョウ
ミヤマコアザミに集う蝶たち
ミヤマコアザミで吸蜜するセセリチョウ

初夏から真夏へ季節が移り変わる頃、伊吹山の山野草が一気に花を開き始めます。
そんな花から花を飛び交うさまざまな種類の蜂や蝶たち

伊吹山は、昆虫たちにとっても大切な山なんでしょうね(^0_0^)

2015年7月

葉のない花…君は誰?

オニノヤガラ(鬼の矢柄、学名:Gastrodia elata )




山歩きをしていると、初めて目にする花に出会うことがあります。
この日は、金剛山へ沢登りの練習へ。
下山時に登山道で見つけた葉がなくまっすぐ伸びた茎に花をつけた奇妙な植物

写真では見たことがあったオニノヤガラ
ナラタケから栄養提供をうけて生活する菌従属栄養植物
けっして珍しい花ではないようですが、初めて見るものには興味津々(笑)

カメラのレンズが曇ってしまって上手く撮ることができませんでしたが、出会えてよかった(^_-)-☆

2015年7月

近江の湿原に咲く花々(2)

滋賀県・金勝アルプス

ノギラン(芒蘭、学名:Aletris luteoviridis)
キンコウカ(金光花、金黄花、学名:Narthecium asiaticum )
コバノトンボソウ(小葉の蜻蛉草)
カキラン(柿蘭、学名:Epipactis thunbergii A. Gray )

梅雨から初夏にかけて、金勝アルプスの湿原には食虫植物以外にも多くの花が咲きます。
昔よりも数が減少したと言われるカキランも登山道のあちらこちらで普通に見ることができます。
また、これからキンコウカが咲き誇り、登山道は黄色に彩られます。

地味ですが、ノギランやコバノトンボソウなどを見ることもできます(^_-)-☆

2015年6月

近江の湿原に咲く花々(1)

滋賀県・金勝アルプス

イシモチソウ(石持草、学名:Drosera peltata Thunb.)
イシモチソウ(石持草、学名:Drosera peltata Thunb.)
モウセンゴケ(毛氈苔、学名 Drosera rotundifolia)
モウセンゴケ(毛氈苔、学名 Drosera rotundifolia)
ミミカキグサ(耳掻き草、Utricularia bifida)

緑豊かだった森が造営資材や燃料伐採のために一度は禿山となり、河川氾濫や土砂崩れなどの災害が多発していました。明治時代から治山事業が本格化し、今では元の緑豊かな自然を取り戻しつつあります。花崗岩を主体とした地質は、独特の山容とともに豊かな湿原地帯を形成…イシモチソウ、モウセンゴケ、ミミカキグサなどの食虫植物の宝庫でもあります。


2015年6月

今宵一夜の彩

ユウスゲ(夕萓)




夕方から咲き始め、あくる朝にはしおれてしまうユウスゲ

鮮やかなレモンイエローの花が夕刻の青空に映える
滋賀県の伊吹山三合目の平原に大切に保護されるユウスゲの群落があります

朝から昼にかけて登山道から見ると花期を過ぎたように感じるお花畑が、夕方下山時には鮮やかな花で覆われる…翌朝朝日が登るとともにその花の命は終わってしまいます。

他の花とは違う体内時計に従って咲くユウスゲ…これも自然の不思議ですね。

2013年8月

山歩きのご褒美

 ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)



「木苺」木々になるイチゴの総称

その中でも黄みがかったオレンジ色をした実をつけるナガバモミジイチゴは、山歩きの途中で見つけるとついつい口に運んでしまう山のご褒美(笑)
ほんのり甘い山の恵みに日本の自然を感じながら、のんびり山歩きするのも良いものですね。

2015年6月13日

清々しい稜線に咲き誇る白き花

 クサタチバナ(草橘)




青空と新緑…そんな清々しい稜線に咲き誇る白き花

花が小さくあまり目立たない花ですが、鮮やかな緑色の葉先にミカンに似た可愛い花をたくさん咲かせます。この季節、行者還岳はシロヤシオの花に囲まれた稜線が有名なのですが、今年はシロヤシオやシャクナゲが裏年となり、クサタチバナが主役となっていました。

2015年5月

梅雨空にささやかな彩を

イナモリソウ(稲森草)




フクジュソウ、カタクリ、ニリンソウなどのスプリング・エフェメラルが咲き終わり、空が鉛色に染まる頃…金剛山の植林地の林床に可愛い花が咲き始めます。

江戸時代に尾張の花屋の九兵衛が菰野(現在の三重県三重郡菰野町)の稲盛山で発見し名を付けたとされる「イナモリソウ」…地表に広げた緑の葉に可愛い紅紫色の花を開き、薄暗い森に彩を与えます♪

金剛山では、文殊尾根や青崩道の登山道で群生し、登山者にひと時の安らぎを与えています^^

2015年5月、6月

大峰に舞う白き天女

オオヤマレンゲ(大山蓮華)




オオミネコザクラとともに大峰山系を代表する花
今年もその優雅な姿を見ることができました♪

八経ヶ岳、明星ヶ岳近くの自生地、大普賢岳、稲村ヶ岳、和佐又山などでもその姿を見ることができます。開花後4~5日と花期が短く、またすぐに茶色く変色を始めてしまいます。
開花直前の花姿も可愛く、この日はお天気には恵まれませんでしたが、咲き始めの綺麗な花を見ることができました(^_-)-☆

2015年6月6日

小さな森の住人

ギンリョウソウ(銀竜草)




別名「ユウレイタケ」と呼ばれるギンリョウソウ

この時期、山のあちこちで小さな森の住人がその妖艶な姿を現します♪
雨にあたると白い部分が透明になり、より妖艶な姿に…
そして今年は、ピンク色をした珍しい住人にも会うことができました。

2015年6月6日

山麓に佇む源平の花

クマガイソウ(熊谷草)



鎌倉時代の武将・熊谷直実に由来する「クマガイソウ」

乱獲により自生する姿を見ることが少なくなった絶滅危惧種
奈良県のとある村で村民の方に守られひっそりと咲いています。
昨年、村民の方に親切に場所を教えていただき初めて出会うことができました。
そして一年後、変わらぬ姿に自然の豊かさと村民の愛情に感謝♪

2015年5月10日

五月の風に似合う花

カザグルマ(風車)


クレマチス、テッセンなど栽培品種の原種である「カザグルマ(風車)」
近畿地方では、奈良県宇陀市の自生地が1948年(昭和23年)1月14日に国の天然記念物に指定されています。
奈良県桜井市にあるここ「鹿華苑」でも、五月の爽やかな風になびく美しい姿を見ることができます。

2015年5月10日

岩肌を彩るピンクの妖精

オオミネコザクラ(大峰小桜)


まだ残雪が残る大峰の山に春を告げる代表的な花
「可憐・妖精」って言葉が良く似合う花

今年は例年より10日ほど早く咲き始めたようです。
大峰・台高の限られた岩稜地帯に咲くコイワザクラ…岩壁の高い場所や足元の悪い岩稜地に多く見られます。
この子達が咲き終わる頃、大峰の山々も新緑の季節を迎えます。
2015年5月5日