山の彩時季(さいじき)
週末歩く近畿の山々にも素晴らしい自然があります。 そんな山歩きの最中に出会った一瞬をレンズを通してお届けします。
梅雨空にささやかな彩を
イナモリソウ(稲森草)
フクジュソウ、カタクリ、ニリンソウなどのスプリング・エフェメラルが咲き終わり、空が鉛色に染まる頃…金剛山の植林地の林床に可愛い花が咲き始めます。
江戸時代に尾張の花屋の九兵衛が菰野(現在の三重県三重郡菰野町)の稲盛山で発見し名を付けたとされる「イナモリソウ」…地表に広げた緑の葉に可愛い紅紫色の花を開き、薄暗い森に彩を与えます♪
金剛山では、文殊尾根や青崩道の登山道で群生し、登山者にひと時の安らぎを与えています^^
2015年5月、6月
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